2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

洋書販売の手早さと元社員の努力に脱帽

こんなに早く、再開店できるのも青山ブックセンターという存在を愛してやまない人々の存在があったからという気がします。益々、書店は、個性化の時代ということが証明されました。出版不況というよりは、「消費者不在の出版業界の再生へ」ということでしょ…

青山ブックセンター営業再開

うれしい知らせ!青山ブックセンターの本店と六本木店の再開が決定したようだ。この30日からは、六本木店で再開フェアもあるとの情報。 朝日新聞からの情報(http://www.asahi.com/culture/update/0824/002.html?2004) 是非、開店した六本木店の30日からのフ…

東京再生プロジェクト第3弾:東京キャナル・プロジェクト」

東京再生プロジェクト第3弾として、注目したいのは、オランダの建築家グループ「WEST8」(http://www.west8.nl/)と日本の建築家グループ「tele-design」()による共同プロジェクトの「東京キャナル・プロジェクト」(http://www.tokyo-canal.org)。このプロ…

ABCの店員たちの今

既に閉店したABCの店員たちは、自宅待機という話を聞きました。営業再開まで待つということでしょうか?一説には、大手書店チェーンなどから引き抜きもあるそうですが、彼らのためにも、こうなったら一日も早い開店(会社更生手続き中でも開店は可能な筈)を…

花やしきの造園をした森田六三郎 その1

嘉永6年(1853)に開園された当時、その造園をしたのは、森田六三郎。この人物を紐解くことで当時の造園職人とそれを取り巻く、江戸・東京の歴史を調べて見ます。 森田六三郎 上野輪王寺宮の御出入りの造園師。宮家の造園をはじめ向島の花屋敷(現在の百花園…

日本洋書販売株式会社・社長の賀川氏の著作

文化通信社(http://www.bunkanews.co.jp)から2001年6月に出版されている賀川社長の「出版再生」を発見しました。 日本洋書販売株式会社の前のタトル商会の買収に関わっている頃の著作なので、米国の出版市場や業界事情を知るには最適。もちろん、賀川氏の出…

再建に日本洋書販売が立ち上がる

8月に入ってようやく、民事再生の申請が開始され、日本洋書販売株式会社(社長/賀川洋)が中心となった再建という道が見え、書店経営などと無縁の投資家や再生機構などによる再生でなく、書店文化を守ってくれそうな会社が再建に関わってくれることがわかっ…

青山ブックセンターの再建

7月16日に青山ブックセンターのいくつかの店舗が閉店となって以来、各方面から様々な報道が なされてきました。16日時点では、共同通信を始めとする「高額書籍の不振による」「オンライン販売台頭による書店店舗経営の不振」など、世の中の風潮を捉えた取材…

夏のイベント

「花やしき(http://www.hanayashiki.net/first.html)」では、今月中は、夏のイベント「感謝沸騰 どど魂祭り」を開催中。この日記では、東京再生の注目企画、プロジェクト第一弾ということでこの「花やしき」に スポットを当てていきます。もちろん、今月中に…

花やしきにみる地域文化の継承

経営破たんと会社更生への経緯 1853年、造園師・森田六三郎によって、庭園として誕生した「花屋敷」。その後、経営者が転々と変わり、1941年には松竹に移るものの、戦禍のため一時閉園。1946年に松竹と東洋娯楽機(現トーゴ)の共同経営で再開。浅草の名物娯…

東京再生への願い

倒産、破産、民事再生に揺れる東京。 バブル崩壊で一体どれほどの崩壊、再生現象が東京に露出していることでしょう。 崩壊は成り行きとしても、再生は、そうたやすいことではないに違いありません。この日記でのこうした「再生」や「再建」に注目していきた…